Studio RICO(株式会社ワカヤマヤモリ舎)

まちづくりの起点でテレワーク体験

会社情報

事業者名(会社名) Studio RICO(株式会社ワカヤマヤモリ舎)
住所 和歌山県和歌山市新通5丁目6番地
業種 宿泊業・飲食業・賃貸業・エリアプロデュース業
事業内容 ゲストハウス・シェアハウス・シェアオフィス・コワーキングスペース・賃貸住宅の運営管理、遊休不動産を活用したエリアプロデュースやリノベーション、まちづくりイベントの企画運営

紀州徳川家の居城として知られる和歌山城。その城下町として発展した市の中心部に、「大新」と呼ばれるエリアがあります。 江戸時代には商業のまちとして、戦前戦後は問屋街として栄えてきました。

人口減少や高齢化が進む日本では、多くの地域が中心市街地の空洞化という課題を抱えています。「大新」も例外ではありません。しかし、近年こだわりのあるお店が次々とオープンし再びにぎわいを取り戻しつつあります。

その起点となっているのが、Guesthouse RICO。1Fに併設するバー&ダイニング「Una rama de RICO」では、和歌山のクラフトビールやソーセージなどの地元直送メニューを楽しめます。

日中は、コワーキング・シェアスペース「Studio RICO」として開放していますので、テレワークをしながら和歌山の暮らしを体感しましょう。

築50年を超える5階建ての集合住宅をリノベーションした空間は、古材のぬくもりとインテリアのセンスの良さが相まってつい長居してしまう心地よさです。

設計を手掛けた宮原宗さんは、和歌山市出身の一級建築士。「ワカヤマヤモリ舎」代表として、パートナーの宮原麻里さんとともにゲストハウス運営やまちづくり事業に取り組んでいます。

地元の人や国内外から訪れるゲストなど多種多様な人々が集い交流するRICO。ここで、仕事だけでは味わえない濃密な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

テレワーク体験コースについて
1泊2日〜2泊3日の間、県内のコワーキングスペースで、テレワークを行っていただくコースです。期間中には、地域の方々との交流する時間も設け、地域の雰囲気を掴んでいただきます。

今回体験できる内容

「ただテレワークで和歌山から仕事をするというだけでなく、ご自身のスキルを活かして地域とつながったり、楽しんだりしてほしいですね」

シェアオフィスは、地元企業だけでなく、沖縄の企業がサテライトオフィスとして使用していたり、大阪のデザイン会社の和歌山事務所が入っていたりと異業種が集う場になっています。

「会社員として仕事をしながら東京と和歌山の2拠点生活を送るスタッフが、交流会を開催していますのでぜひ参加してほしいです」と麻里さん。

RICOに滞在されていた方の中には、エンジニアとしてテレワークで働きながら地域とのつながりを増やし、お店を間借りして趣味の自家焙煎コーヒー店の運営に挑戦した方もいたそうです。

多彩なキャリアを持つ方々との交流から「訪れる人が、出会いを通して自分の中にある豊かさの種に気づく場所」であるRICOを体験しましょう。

しごと・暮らしの特徴

「私たちがRICOを立ち上げた2015年頃は、周辺に全くお店がありませんでした。こんなお店がオープンしてくれたらいいな、こんな街になったらいいなとイベントを開催しながら地域のイメージを形づくっていったんです」

周辺の遊休不動産と言われる空き物件情報を調査して、物件を探している人とオーナーをつなぐ役割も積極的に担ってきました。

そのきっかけとなったのが、和歌山市が主催するまちなかイロドリ企画「まちどり」。空き店舗を活用して試験的な出店の場を提供するこのトライアル事業の企画・運営をワカヤマヤモリ舎が受託し、実施しました。

新規出店希望者だけでなく、有名店にも声をかけ集客に力を入れているうちに「空き物件情報はRICOに聞けばいい」という認識が広まっていったと麻里さんは話します。

「この辺りは問屋街として発展してきてオープンマインドな方々が多いんです。新しいお店の出店や取り組みも寛大に受け入れてくれます。地元の方が空き店舗情報を教えてくれることも多いんですよ」

その結果、RICO周辺には、建物の歴史を大切にしながら、趣のある店舗で営業するお店が増えてきました。

そんなまちの変化をまとめた「大新今昔よもやま話MAP」を片手に、RICOのめざす「歩いて楽しいまち」を感じてみませんか?

体験スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、目的の確認
2.「RICO」の施設紹介や事業の説明
3.施設内でのテレワーク
※実際の状況によって変更があります。

2日目(9:00~17:00)
1.施設内でのテレワーク
2.地域交流体験
・施設利用者との交流
※実際の状況によって変更があります。

3日目(9:00~15:00)
1.施設内でのテレワーク
2.地域交流体験
・イベントへの参加や地元事業者との交流
3.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※時期や事業者の状況、参加者の希望により変更があります。

地域交流体験の内容例

・コミュニティマネージャーとのお話(1時間程度)
・施設利用者との交流(タイミングによる)
※毎月第4水曜日はサラメシというランチ会を実施しています。ローカルな人、ワーケーションの人など和歌山に関わる様々な方が集まるため、その期間での参加が特にオススメです。

テレワーク環境

Wi-Fi 電源 ドリンク プリンター
テレカン 会議室 個室ブース 滞在延長

補足事項

最少催行人数:1名
宿泊場所 :Guesthouse RICO
集合場所:Guesthouse RICO

注意事項

・テレワークができる仕事に就いている方向けです
・行程の半分以上の時間をテレワークに充てていただく必要があります

体験経費

参加費:無料
宿泊費:3,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担