きのくに南サッカークラブ

会社情報

和歌山県南部のみなべ町、田辺市、白浜町を中心としたエリアに新たな社会人サッカークラブが誕生します。「きのくに南サッカークラブ」です。現在、2025年3月の活動開始に向けて選手を募集しています。

クラブを立ち上げたのは、大学でスポーツ健康科学を学び、独立リーグ（野球）や地域リーグ（サッカー）のチームスタッフとしてスポーツの現場に携わってきた森永純平さんです。

森永さんは、サッカー選手がプレーできるチームを求めて全国を飛び回ることで、地域社会との関係が深まらず、仕事のスキルも積み上がらないという状況に課題を感じていました。多くの選手がそのまま引退し、セカンドキャリアに突入せざるを得ないのです。

だからこそ同クラブは、「人を育て、地域との絆を育む」を理念に掲げ、サッカー選手としての活動と地域の農家や企業での働き手としての活動を両立させ、地域社会に貢献することを目指しています。

「地域の課題解決につながる仕事に積極的に取り組み、和歌山やクラブに長く留まる意向のある方に来てほしいですね。

クラブへの入団が決まっている選手の中には、一時サッカーから離れていた方もいます。選手としてやり残したことがあって、もう一度サッカーをやりたい方も大歓迎です」

地域密着型のクラブづくりに共感し、サッカーを通じたキャリアを和歌山でスタートさせたい方をお待ちしています。

今回体験できる内容

「きのくに南サッカークラブ」の練習は、週3回（火・水・金）。さらに週末には試合や練習が不定期に行われます。選手は選手寮やゲストハウスで共同生活を送り、練習以外の時間は地域の仕事に従事します。

就業先は、梅やみかんの栽培を行う農家や白浜町の観光ホテルなどの地元企業。選手の向き不向きもあるため、それぞれの経験やスキル、適性に合わせて職場を決定していきます。

体験では、クラブの理念や活動内容の説明を受ける他、練習への参加（2025年3月以降）や、農家のお手伝いなど地域での仕事体験や見学を通じて、サッカーと仕事の両立がイメージできる内容です。

和歌山県リーグ3部からスタートする同クラブですが、「リーグ昇格などの結果に重きを置くのではなく、選手が地域に根付き、活動を通じて次のキャリアを描けるような環境づくりを大切にしたい」と森永さん。

競技以外での選手の活躍がセカンドキャリアに繋がり、スポーツや選手の価値も高めてくれると考えているのです。

この機会に森永さんのもとで、サッカーを基点とした人生設計を描いてみてはいかがでしょうか。

しごと・暮らしの特徴

和歌山に移住して約3年。「まだ成し遂げたいことがある」と語る森永さんの目標は、クラブを中心に次世代につながる循環をつくることです。

「サッカーを通じて和歌山に来てくれた選手が、この地で家族を持ち、その子どもたちが地域のサッカーチームで育っていく。そんな未来を作りたい」

これまでに関わった選手の中から、結婚して地域に定住するケースも生まれており、サッカーを通じた地域活性化の可能性を実感しているそうです。

「サッカーに興味がない人にもクラブの認知度を高め、どれだけクラブを応援してもらうかが肝心です。持続的なクラブ運営のためにもサッカー以外での地域との関わりは重要なんです」と森永さん。

将来的には育成年代のチームも立ち上げ、選手の引退後のキャリアとして指導者の道も提供していきたいと言います。そのため単なるサッカークラブではなく、地域に根付いた人材を育てる場として、長期的な視点でクラブづくりを進めています。

「全国から入団希望者が集まるようになって、誰が運営を担ってもクラブが継続する仕組みを実現できたら理想的です」

サッカーを通じて自分らしい人生を切り拓きたい方、地域と共に成長していきたい方、ぜひ一度体験にお越しください。和歌山での新しい暮らしが、あなたを待っているかもしれません。

採用情報 ※しごと・暮らし体験後に就労した際の情報です。

体験スケジュール例

1日目（13:00～17:00）
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「きのくに南サッカークラブ」の仕事の説明
3. 仕事のお手伝い
・練習グラウンドや選手寮の見学
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目（9:00～15:00）
1.練習参加（火・金・日曜日）※2025年3月以降
2.仕事のお手伝い
・職場見学（農家や地元企業）
・地域事業者や入団予定者との交流
3.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。

最少催行人数：1名
宿泊場所 ：近隣宿泊施設

体験経費