会社情報
事業者名(会社名) | 南紀オレンジサンライズFC |
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住所 | [練習グラウンド] 【上富田スポーツセンター】 和歌山県西牟婁郡上富田町朝来3871番地 【田辺スポーツパーク】 和歌山県田辺市上の山1丁目23番1-1号 【文里多目的グラウンド】 和歌山県田辺市文里2丁目38番1号 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | サッカークラブ運営 |
みなべ町や田辺市を拠点に活動する「南紀オレンジサンライズFC」は、2022年に活動をスタートさせた新しいサッカークラブです。日本全国から選手が集まり現在21名の選手が所属しています。(2022年5月時点)
サッカーだけでなく地域での活動を通じて、ホームタウンである南紀地方とともに、クラブが日の出(サンライズ)のように高く昇っていくという想いをクラブの名称に込めました。
その名の通り、選手たちは選手寮やゲストハウスで共同生活を送りながら、週3日程度のサッカー選手としての活動と地域の農家や企業での働き手としての活動を両立させ、地域社会に貢献しています。
クラブの代表を務める森永純平さんは、大学でスポーツ健康科学を学び、独立リーグ(野球)や地域リーグ(サッカー)のチームスタッフとしてスポーツの現場に携わってきた方です。
森永さんは、現在和歌山県社会人サッカーリーグ3部に所属するチームを2年以内に1部リーグに、さらに5年後には関西サッカーリーグへ昇格させることを目標に掲げています。
そのために、「メンバーと切磋琢磨しながら一緒に上位リーグを目指してくれる選手を集めたい。」と、新メンバーを募集中です。
今回体験できる内容
「基本的に働きながらサッカー選手として活動してもらうため、サッカー以外の時間が長いんです。その時間にも積極的に向き合えるかどうかは大事なポイントですね。」と森永さん。
練習は、毎週火・金曜日の午前中。さらに週末は試合や練習が不定期に行われます。サッカー以外の時間が長いとはいえ和歌山県リーグの中では練習量は多い方なんだそう。みなべ町、田辺市、上富田町の3つの練習場を確保できているのもチームの強みです。
練習以外は、選手それぞれの仕事に従事します。「サッカークラブ×移住×農業」をテーマに設立したチームですので就業先の約半数は農業関係です。しかし、農作業にも向き不向きがあるため、就業先は選手の特性に合わせて決定しています。
今回の体験では、練習に参加するだけでなく、選手が働く企業や農家を実際に見学します。「南紀オレンジサンライズFCでの経験を自分の将来に活かすという視点を持ってほしい。」と森永さん。農作業や就業体験によって、サッカーと仕事のバランスも体感してください。
仕事・くらしの特徴
以前から森永さんは、サッカー選手がプレーできるチームを求めて全国を飛び回ることで、地域社会との関係が深まらず、仕事のスキルも積み上がらないという状況に課題を感じていました。多くの選手がそのまま引退し、セカンドキャリアに突入せざる得ないのです。
だからこそ「南紀オレンジサンライズFC」では、地域の活動に積極的に取り組み、和歌山やクラブに長く留まる意向のある方に来てほしいと言います。
選手が競技以外でも地域に貢献できると示すことができれば、選手のセカンドキャリアに繋がるだけでなく、スポーツや選手の価値も高めていけると考えているのです。
森永さん自身も、地域とのつながりが深まったことで、これまで必死に探していた選手の就業先を人づてに紹介してもらえるようになりました。働き手となる選手を求めている企業があっても選手を送り出せないぐらいなんだそうです。
多くの選手が1年間の契約社員として雇用される中、正社員になる選手も現れ、クラブの仕組みも軌道に乗りはじめています。
もちろん、いずれはJリーグを目指すようなトップチームを擁することも見据えています。「育成年代を広げ、ジュニアユースも編成したい。」と森永さん。そんなクラブの創成期に参加して、サッカー選手としての活躍の場をさらに広げていきませんか?
体験スケジュール
1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「南紀オレンジサンライズFC」の説明
3.選手のくらし体験
・選手の就業先や住環境、周辺環境の見学
※実際の仕事状況によって変更があります。
2日目(9:00~17:00)
1.練習参加(火・金・土・日曜日)
2.仕事のお手伝い
・選手の就業先企業や農家での仕事体験
・クラブ運営のサポート体験
※実際の仕事状況によって変更があります。
補足事項
最少催行人数:1名
宿泊場所 :近隣宿泊施設
体験経費
参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担