中居農園

トマトの栽培・販売

会社情報

事業者名(会社名) 中居農園
住所 和歌山県和歌山市秋月189-1
業種 農業
事業内容 トマトの栽培・販売

和歌山県の中核市で、県外へのアクセスが良く、商業も盛んな和歌山市。そんなこの街で、30年間トマト栽培に尽力しているのが中居農園です。

園主の中居純三さんは、農業一筋50年以上のベテラン農家さん。30年前からトマト栽培に専念し、その間扱う品種を変えながら、今のトマトにたどり着いたと言います。

中居さんが作るトマトの大きさは直径4センチほどで、ミニトマトより大きいミディサイズ。そして、最大の特徴は糖度5~6度という甘さと程よい酸味、そして皮の薄さにあります。口に入れた瞬間、皮が弾けて甘い果肉があふれ出す「中居さんちのトマト」は、リピーターの方から野菜とは思えないという声も出るほど。

土を使わない養液栽培を用いて育てたトマトは、収穫する直前まで樹で完熟させます。その新鮮さゆえ、全国のお店に出回ることはなく、和歌山県に展開しているスーパーや農園からの直送のみでしか手に入れることができません。

今回体験できる内容

中居農園では、時期によって体験できる内容が変わります。トマトの収穫時期は、夏季は6月上旬から7月25日頃まで、秋・冬は10月下旬から2月25日頃までとなるため、収穫体験を希望される方は、この時期に合わせてご参加ください。その他の期間は、収穫作業以外の農作業を体験することができます。

中居さんが度々口にしていた「農業は難しい」という言葉。農業を趣味で行うか、生業としていくかで、その意味の捉え方は異なりますが、この体験では農業のよいところも悪いところも包み隠さずお伝えします。

また、中居さんはトマト栽培に専念する以前は他の野菜の栽培も行っていた経験をお持ちです。今はまだ農業にざっくりと興味があるくらいの方も、この体験を通して中居さんから和歌山で農業を続けるコツや、始めるための心得などを学ぶことができるでしょう。

仕事のこだわり

農家の長男として生まれた中居さん。農園を継いで間もない頃は、生協に野菜を卸しており、様々な種類の野菜を栽培していたようです。そのうちに、トマト栽培が自分に合っていることに気付き、専従することを決意します。

トマト農家として方針転換するにあたり、よりよい品種を探したところ、出合ったのが「JT(日本たばこ産業株式会社)のトマトだった」と、中居さんは話します。その当時、JTは野菜の栽培・販売も事業の一環として行っており、JTが独自で所有していたトマトの品種を栽培することになりました。

その後、JTが野菜事業から撤退したことで、自身の農園で現在のトマト栽培に勤しむことになります。このように様々な変遷を経てきた中居さんですが、辛いことや厳しいことに直面しても、トマトを買ってくれたお客さんからの「美味しかった」という言葉が何よりのやりがいにつながっていると言います。

中居農園では、土を使わない養液栽培を用いてトマトを育てています。長年トマト栽培に携わってきた中居さんだからこそ培うことのできた知恵や技術を駆使して、一つずつ大切に作り上げていく姿から得られることは大いにあるはずです。

私生活では大のゴルフ好きということで、ゴルフに興味のある方とはゴルフ談議にも花が咲くかもしれません。和歌山市で農業をしながら楽しく暮らす中居さんと一緒にお仕事をすることで、和歌山のしごとと暮らしの魅力を確かめてください。


体験スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.中居農園の説明
・農園に関する説明
3.仕事のお手伝い
・農園での作業のお手伝い
※時期によって仕事内容は変わります

2日目(9:00~17:00)
1.仕事のお手伝い
・農園での作業のお手伝い
※時期によって仕事内容は変わります

3日目(9:00~15:00)
1.仕事のお手伝い
・農園での作業のお手伝い
※時期によって仕事内容は変わります
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答

補足事項

催行日:平日(土日祝はお休み)
最少催行人数:1名
宿 泊 場 所 :近隣宿泊施設

体験経費

参加費:無料
宿泊費:3,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担

集合場所・アクセス情報

和歌山市秋月189-1中居農園
・JR和歌山駅より徒歩約20分