会社情報
事業者名(会社名) | 清川くらし探求舎 |
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住所 | 和歌山県日高郡みなべ町清川3186 |
業種 | 移住相談、シェアハウス運営、サービス業など |
事業内容 | 空き家を活用したシェアハウス運営、移住者・短期就労者への居住・生活・就労支援 |
全国シェア25%を誇る日本一の梅の里「みなべ町」。その東西を流れる南部川の最上流部に位置する清川地区が「清川くらし探求舎」の活動拠点です。集落を囲む山々には梅畑が広がっています。
清川くらし探求舎は、廃校になった清川中学校の有効活用のために集まったメンバーが、空き家の活用にも挑もうと立ち上げた組織です。2018年の総務省統計局の調査によれば、和歌山県の空き家率は20%以上と全国で2番目に高く、清川地区も例外ではありませんでした。
しかし、「外部の移住希望者と空き家を持つ地元の大家さんが直接契約を結ぼうとするとトラブルも多いんです。」と清川くらし探求舎の山下丈太さん。
そこで、「一旦、私たちが空き家を借り上げて、移住希望者との仲介役になることで、貸し手も借り手も安心して利用できる仕組みを作ろう。」と山下さんが提案したことがこの活動の始まりです。現在は2件の空き家をシェアハウスとして運営。梅の繁忙期には援農者の住まいとして活用しています。
移住するにしても、就農するにしても、「一番の問題は、何も知らないまま飛び込まざるを得ないこと。」と語る山下さんは、空き家の問題を解決しながら、移住希望者の住居や仕事の不安もフォローできる一石二鳥の仕組みづくりに励んでいます。
今回体験できる内容
清川くらし探求舎のメンバーは、5名の梅農家さんとみなべ町の町議会議員もつとめる棒引さん、山下さんの計7名。代表を務めるのは、梅農家の山崎真一さんです。山下さんは、忙しい農家メンバーに代わり、シェアハウスの管理などを引き受けています。
まずはシェアハウスに訪問、実際に移住も経験された山下さんとの交流からスタート。短期の入居者として空き家の利活用や管理方法についても一緒に考えてみましょう。
さらに、農業を営むメンバーが揃っていますので、梅栽培のお手伝いを中心に農作業体験も行います。梅が主産業ですが稲刈りや田植えなども季節によっては体験できますよ!「清川は地域の結束が強く、何かあれば6〜7人のネットワークが一気に働く。」と山下さん。夜は、メンバーを集めて参加者と食事をしながら交流を深める予定です。就農や移住の相談にも応じてくれるでしょう。
仕事にも遊びにも本気で取り組む魅力的な方々との出会いが、この体験の一番の醍醐味です。
「梅農家が多いエリアですが、田んぼを持っている方もいるし、ジビエでソーセージを作っている方もいます。メンバーはみんな釣りが好きで、忙しくなければ釣りにも連れて行けますよ。」
仕事・くらしの特徴
山下さんは、「アグリナジカン」という農業に特化した職業紹介会社を営む経営者であり、京都府からの移住者です。移住してまだ3年ながら、すっかり地域に溶け込んでいます。
その秘訣を伺うと「一生懸命地域に関わる仕事をすればいいだけのこと」といたってシンプルな返答。地域の集まりに参加するといったコミュニケーションも大切ではありますが、それ以上に「仕事を通じていかに自分の存在価値を周りに示せるかどうか」が重要だと話します。
山下さん自身も、ワーカーさんと呼ぶ援農者を多くの農家さんに紹介する仕事を通じて、地元の方々との関係を深めてきました。地域社会のために一生懸命努力していれば自然と良い評判が広まって、新たな仕事にもつながっていくそうです。
農家さんのために奮闘する山下さんは、「若い人たちが移住してきてくれると、いろいろな力を発揮してくれる。」と新規就農希望者にも期待を寄せています。清川くらし探求舎では、本格的な就農に踏み出す前の導入トライアルとしてアグリスクールの開講も構想中です。
この機会にぜひ清川くらし探求舎で、移住や就農を成功させるヒントを見つけてください。人と人とをつないで地域に貢献する山下さんなら、参加者の可能性も広げてくれるに違いありません。
体験スケジュール
1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「清川くらし探求舎」の仕事の説明
3.仕事のお手伝い
・シェアハウス管理(清掃等)
※実際の仕事状況によって変更があります。
2日目(9:00~17:00)
1.仕事のお手伝い
・農業体験(梅栽培等)
※実際の仕事状況によって変更があります。
3日目(9:00~15:00)
1.仕事のお手伝い
・農業体験(梅栽培等)
2.清川くらし体験
・フィールドワーク(参加者の希望に合わせた地域交流)
3.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。
補足事項
最少催行人数:1名
宿泊場所 :清川くらし探求舎が管理するシェアハウス
体験経費
参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担
体験者の声
現地の方も言っていましたが、繋がり得なかった関係性が、繋がれたのはとてもいいことでした。またテレワーク等の仕事の可能性も十分あり得ると感じました。
3日間だけでも肌身で感じれる体験はとても有意義でした。(30代・東京都在住)
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実際の現場の作業を体験出来た事
移住されてきた本人の体験談の事
農業体験
とても学べる2日間でした。
ありがとうございました。(愛知県在住)
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