会社情報
事業者名(会社名) | きとら農園 |
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住所 | 和歌山県有田郡有田川町清水757 |
業種 | 農業 |
事業内容 | ぶどう山椒の栽培、桑の葉茶の製造 |
弘法大師空海が開創した高野山の麓、標高600mの山中で運営を行うきとら農園。そのオーナーである新田清信さんは、有田川町が発祥の地であるぶどう山椒農家です。
きとら農園という名前の由来は、かつて空海が有田川町周辺で祈祷をし、田を開いたという言い伝えから、この周辺一帯が「祈祷田(きとうだ)」と呼ばれ、後にその呼び名が訛って「きとら」と言われるようになった地元の風習にちなんでいます。
新田さんは、この地で土地の購入から、整地作業、山椒の苗木の栽植まで、一から農園をつくり上げてきました。全国有数の産地である有田川町のぶどう山椒農家も高齢化が進み、新田さんはこの町で最年少のぶどう山椒農家として活動しています。
今回体験できる内容
ぶどう山椒は“緑のダイヤ”とも呼ばれ、最高級品として扱われています。新田さんは、4月から8月末頃までを山椒農家として活動しており、収穫した山椒は卸しやネットショップで販売しています。2020年からは、実山椒と乾山椒、そして希少価値の高い花山椒の販売も開始しました。
時期によって農園での作業内容は変わりますが、1日を通して農家の方の仕事に触れることで、仕事内容はもちろん、就農にあたって必要な素養や意識などが学べることでしょう。
仕事・くらしの特徴
有田川町の清水地域で生まれ育った新田さんは、和歌山市内の高校進学をきっかけに地元を離れ、その後は愛知と東京で生活を送っていました。
地元へのUターンと就農を決意したのは、2011年のこと。結婚がきっかけでした。それから新田さんは、東京で暮らしながら農園の土地購入や整備など、時には地元に住む家族の助けを借りながら移住の準備を行ってきたと言います。
そして、苗木の栽植から5年後、ようやく山椒の実が収穫できるようになった頃に、和歌山県へUターン移住を果たしました。
移住後は、妻の仕事のことなどを考え農園から車で1時間弱の距離にある海南市で生活をスタート。自宅のある海南市から通いながらの農作業に勤しむ生活を10年ほど続け、2022年に有田川町への移住を果たしました。
1年のうち半年弱を山椒農家として活動し、秋は桑の葉の収穫と桑の葉茶の製造、そして冬になると庭師の仕事を請け負いながら生計を立てているという新田さん。「暮らしをデザイン」しながら、海外での山椒への評価を通して、新たな魅力を発見するなど、山椒農家としてのやりがいもますます感じていると言います。
会社勤めを離れて、自分の力で何かを作り上げてみたいと思う方は、一度新田さんに話を聞いてみてはいかがでしょうか?
体験スケジュール
1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.きとら農園の説明
・農作業に関する説明
3.仕事のお手伝い
・農園での作業のお手伝い
※実際の仕事状況によって変更があります。
2日目(9:00~17:00)
1.仕事のお手伝い
・農園での作業のお手伝い
※実際の仕事状況によって変更があります。
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
補足事項
体験時期:8月上旬まで ※雨天中止
最少催行人数:1名
宿 泊 場 所 :近隣宿泊施設
体験経費
参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担
体験者の声
天候が不安定な中、開催していただき大変感謝しております。
山椒の実と葉っぱから常に新鮮な山椒の香りがしていて体験中とその後しばらくはスッキリとした気分でした。いろいろなお話をお聞きすることができて山椒への興味はますます高まりました。ありがとうございました!(40歳代・千葉県在住)
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