紀の川フルーツ・ツーリズム

市民が集まってできた、町おこし法人
事業者名(会社名) 紀の川フルーツ・ツーリズム
住所  和歌山県紀の川市桃山町神田244
業種 地方創生、町おこし
事業内容 体験型イベント・ワークショップ開催、PR活動

「小さな成功体験を積むことで、見えるものがあると思うんです。」そう話すのは、紀の川フルーツ・ツーリズムで理事を務める西峰祐美さん。

紀の川フルーツ・ツーリズムでは、紀の川市の特産品であるフルーツを使った町おこし事業を行なっています。フルーツ×体験×紀の川を3つの軸とし、さまざまなワークショップや、それらの体験を一挙に集めた”ぷるぷる博覧会”(通称:ぷる博)を開催しています。元々は、市役所のワークショップで、町おこしに興味を持つ市民が集まったのが始まりですが、2016年に法人化。これまでの活動で、着実に”紀の川市ファン”を増やしています。

「ワークショップ運営の経験が積み重なって、今ではたくさんのイベントを開催できるようになりました。小さい『できた!』を経験することで、本当にやりたいことや課題も見えてくると思うんです。」

現在では和歌山県内だけでなく、全国や海外に向けた発信や販売先の拡大を目指しているそう。「フルーツを手にしたら、紀の川市を思い出してもらえる」イベントや体験を増やしていく予定だといいます。

今回体験できる内容

二泊三日のこの体験では、初日に紀の川のことを知り、二日目には実際に気になる場所に足を運んだり、地域の人や移住者に会いにいくことができます。そして三日目に、あなたの感性で描く「紀の川ガイド」の企画を立ててもらいます。街歩きコースの提案、移住者へのインタビュー記事の作成、動画や写真で紀の川をPRなど、どんな企画を作るかはあなた次第。

この体験のポイントは、企画するだけで終わらないこと。あなたが完成させた企画は、紀の川フルーツ・ツーリズムのSNSなどの発信を通して、実際に多くの人に届きます。後日、その反応をチェックするのも楽しみのひとつです。もちろん、現時点で紀の川市のことを知らなくても大丈夫。

「もし希望があれば、地元の農家さんやお店、移住された方にお話を聞く時間を作ることもできます。この体験を通して、紀の川の人たちとゆるい繋がりを作ってもらえたら嬉しいですね。」

小さな成功を得て、その先に繋げる体験に

アイディアがあっても、形にしないまま眠らせてしまうことは多いのではないでしょうか。ですが今回の体験では、どんなアイディアも大歓迎。

「紀の川に住んでいないというのも、ひとつの強みだと思うんです。アイディアに間違いは無いので、自由に発想してもらいたいですね。その人から見える景色を、”企画”という形で表現してもらえたら。」

この体験では、町おこしに興味のある人だけでなく、何かを作る活動をしたいと考えている人にとっても、”スモールステップ”を踏める体験になっています。ひとつの成功体験を得るきっかけにしてみてください!

スケジュールイメージ

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.紀の川市の特産品、観光名所などの案内
3.企画のアイディア出し、下調べ

2日目(9:00~17:00)
1.各自、実際に気になる場所に足を運んでいただきます

3日目(9:00~15:00)
1.前日の体験を元に、企画を作成
2.体験の感想、質疑応答

補足情報

最少催行人数:1名
宿 泊 場 所 :「農家民泊 松山」

体験経費

参加費:無料
宿泊費:3,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担

体験者の声

紀ノ川市の色々な特徴を教えてくださいました。大変貴重な話ばかりで、ありがたかったです!
地域でのイベントを行うための保健所などの訪問にも付き添わせて頂き、地域でのイベント運営に対する気づきを得ることができましたし、今後のイベントに向けた企画会議も実体験させてもらい、地域の中のリアルな事情や良いところも発見できました。
短い時間でしたが、実際に農家をされている方や移住者の方にもお話を伺う時間もあり、
今後の移住検討にあたり、参考となる話ばかりでした。(大阪府在住)
─────────────────────────
農家の方々でしか知らない知識や活動の一部を拝見したことで、フルーツの魅力を違う側面から知ることができたのでよりフルーツに対し愛着を感じました。今回のフルーツの奥深さを知るきっかけになったことが本当に嬉しいです。
そして紀の川市を回っていく中で、和歌山の自然と人とが共生した豊かな環境を肌身で感じることができたのも良かった経験でした。行く場所それぞれに新たな出会いがあり、発見もあり、自身の人生や固定概念を見直すきっかけにもなりました。
出会う人の言葉に命があり、目の前にある一つ一つの物事を大切に受け止め、丁寧に過ごして行く大切さを知る事ができたと思います。それぐらいに私に取って、心揺り動かされるものであり、衝撃のある体験でした。私はもうこの素敵なひと時を忘れないですし、これきりにしたくありません。何かの形でもいいので、私に出来る事があれば今後もお力になりたいです。そう出来るように力をつけて頑張ります。(神奈川県在住)
─────────────────────────