株式会社アグリナジカン（援農採用）

会社情報

和歌山県の紀中地域を中心とした農業の現場にアグリワーカーと呼ばれる季節労働者を派遣する職業紹介業を営む会社があります。「アグリナジカン」です。

深刻な人手不足に陥る一次産業の問題を解決するため、移住者である山下丈太さんが2019年に設立しました。今では北は北海道、南は大分県まで援農のネットワークを広げています。

「アグリナジカン」のこだわりは、農家さんとアグリワーカーを適切にマッチングするためのリアルな情報提供です。農家さんごとに仕事に対するこだわりや考え方があり、「梅の収穫」という作業一つとってもアグリワーカーに求めるハードルは異なるからです。

「潜在的ニーズがあった援農の仕事はWEBメディアなどで可視化されるようになりました。しかし、現場の情報が正しく伝わらないまま仕事を始めてしまうと、さまざまなトラブルが発生してしまいます」と山下さん。

それによって援農従事者が減ってしまえば、結局人手不足の問題は解消されません。だからこそ、山下さんは、農家さんにとって耳の痛い話もお伝えするそうです。アグリワーカーに対しても、過去に起きたトラブルや農家さんの評判などを包み隠さずお話ししています。

「アグリナジカン」にとっての「援農」とは、これから新たに「農業」の世界にチャレンジする方々を「応援」することです。農業の現場は決して優しいものではありません。しかし、きっと自分を成長させる経験になるはずです。

農業や田舎暮らしに興味があるなら、この機会にアグリワーカーにチャレンジしてみてみませんか？

今回体験できる内容

アグリナジカンと提携する農家さんは、和歌山県内だけでも、梅、みかん、ガーベラやスターチスといった花などさまざまな作物を栽培しています。

春先に花、初夏は梅、初冬はみかんと収穫の繁忙期が異なるので、年間を通じてさまざまな農作業に従事できるのもアグリナジカンのしごと暮らし体験に参加する魅力の一つです。

しごと暮らし体験では、その時々に収穫時期を迎える作物の農作業の体験をしていただきます。

本格的な農作業に従事する前に、山下さんの元で農業研修を行いますので、初めての方でも安心して参加できますよ。

しごと・暮らしの特徴

繁忙期の農作業をお手伝いするため、援農期間中に仕事が途切れることはありません。ですからアグリーワーカーのお休みは、基本的に申告制です。

天候や作業の進捗状況など雇い主である農家さんの都合に応じてお休みが決まることも多い中、仕事に差し支えのない範囲で、自身の希望を伝えるコミュニケーションスキルは必須。

「自分で体調管理をしなければ農作業を続けられないですし、コミュニケーションをしっかり取らないと、自分が苦しくなってしまうんです。待っているだけでなく、自分から主体的に動く心構えでいてほしいですね」

さらに、期間中に共同生活を送るシェアハウスでも人間性が磨かれると山下さんは話します。

「経験を通じて成長できる人は、どんどん行く先々の現場環境が向上していきます。危機管理能力が増して、トラブルを未然に防げるようになるからです」

トラブルが起きた時に、自分の弱点に気づき克服しようと踏み出せば自分が変わっていきます。しかし、気づきのない人は、現場が変わってもいつも同じような問題で悩み続けるのだそうです。

「季節労働の現場では、自分がすごく露呈されます」と山下さん。成長のきっかけを掴む機会としても、アグリワーカーを経験する意義があるのではないでしょうか？

採用情報 ※しごと・暮らし体験後に就労した際の情報です。

※採用後は、アグリワーカーの登録が必要となります。

体験スケジュール

1日目（13:00～17:00）
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「アグリナジカン」の仕事の説明
3.地域コーディネーターによるヒアリング
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目（9:00～17:00）
1.仕事のお手伝い
・農業研修
※実際の仕事状況によって変更があります。

最少催行人数：1名
宿泊場所 ：近隣宿泊施設
集合場所：アグリナジカン

アグリナジカンの所在地であるみなべ町清川エリアのシェアハウスにて宿泊できるように手配いたします。また、一日は夕食交流会も予定しています。

体験経費