大阪府出身。前職はタクシーの運転手。平成27年に夫婦で移住。現在は介護職として、老人ホームに勤務。
移住のきっかけ
生まれも育ちも大阪府の浅井さんは、もとより将来的に田舎暮らしをしようと考えていたそうです。
大阪府本町にある、わかやま定住サポートセンター(大阪ふるさと暮らし情報センター内)に移住相談で何度か足を運ぶうちに、和歌山県主催の現地体験会ツアーがあることを知って参加しました。
実際に現地を訪れ、自然や人の温かさ、地域性を実感し、わずか半年もたたずにすさみ町へ奥様と一緒に移住しました。
「移住について前向きに検討していた際、すさみ町ワンストップパーソン(移住相談担当者)の水上さんが親身に相談に乗ってくれました。」
「家や仕事の面もサポートしていただいて、タイミングよくすさみ町に移住できました。」
介護の仕事
和歌山県では比較的募集が多い介護職。浅井さんは移住後、介護のお仕事に就職されました。
「介護職はまったくの未経験でしたが、まわりの方々の手厚いサポートのおかげで不安や苦労は少なかったです。仕事を始めて、すぐに介護職員初任者研修の資格も取ることができました。」
「勤務時間やお休みの具合なども合わせてもらって、無理なくやっていけています。」
「また、年配の方から聞くお話には地元の古いお話など興味深いものもあるので、楽しくやらせてもらっています。」
移住してから
「自分たちがのびのびと暮らせる環境がつくれました。趣味の時間も増えたので、休日は写真を撮ったり、釣りに出かけたりしています。妻も家庭菜園をしたりと楽しそうにしていますよ。」
「田舎と都会は違いますが、それも感じ方次第です。買い物へ都会なら歩いて10分、田舎では車で10分かの違いです。生活していく上では問題ないですね。」
「また、移住前に参加した大阪での相談会や、現地体験会で、和歌山県の助成制度について知ることができました。」
「移住後、和歌山県の空き家改修補助金と、若年移住者暮らし奨励金の条件を満たしていたので、申請させていただきました。補助金や奨励金の手助けがあったこともあり、移住の心強いサポートになりました。」
メッセージ
「起業や、憧れ、子育て・・・色々な田舎暮らしの形があると思いますが、まずは現地に行って、実感することが大事ですね。」
「都会では味わえない人としての本質”地域活動や近所付き合い”が現地にきて感じられました。」と実体験をもとに語ってくださいました。