兵庫県出身。前職はグラフィック関係職。現在はエアブラシアーティストとしてエアブラシによる作画、体験教室を運営。
起業のきっかけ
エアブラシのほかに、趣味でチェーンソーカービングをしていた柴田さん。
田辺市龍神村で行われる翔龍祭のイベントに参加した時に、龍神村でアトリエが空いていることを知ったそうです。
それまで、移住については考えていませんでしたが、すでに移住されていたチェーンソーカービングの世界チャンピオンの城所さんとの交友があり、移住を意識し始めました。
ある日「チェーンソーカービングの作品に、エアブラシで色を付けたい、エアブラシの講習をしてくれないか。」と城所さんに頼まれました。
それをきっかけに、自然と清流が好きだった柴田さんは田辺市龍神村に移住を決めエアブラシ教室を開校しました。
出会いと起業
絵を描くことが好きだった柴田さん。ある時、教科書の表紙のデザインの提案依頼がありました。しかし、イメージした通りに描けるツールがありませんでした。
そんな時、当時の職場のチーフが出してきたのがエアブラシでした。初めてエアブラシを使って描いた作品は、担当者に喜ばれ大成功だったそうです。
それから少し経ち、3m×3mの板に虎の絵を描いてほしいという依頼に応え、描いた作品がきっかけとなり、本格的にエアブラシを始めました。
「起業にあたり、和歌山県移住者起業補助金を活用してエアブラシや機材を購入させていただきました。」
「教室以外でも和歌山県内の中学校や高校でエアブラシを教えてあげられないかと考えていまして、依頼があった場合は、喜んで引き受けさせていただきたいと思っています。」と積極的なお言葉をいただきました。
メッセージ
「田舎暮らしが、どういう風にすごいのかという具体的なものを示していかないといけないと思っています。そのためには、地域を実際に見てもらうことが一番大事です。」
「そんな中で、私ができるのは綺麗な日高川の生き物や水を描いて、対外的に龍神という地域を知ってもらうことかなと感じます。」と笑顔で語ってくれました。
また、人やエアブラシとの出会いを含め、すべてに「感謝の気持ちを忘れてはいけない」とおっしゃっていました。
和歌山県田辺市龍神村小家972-36
TEL:0739-77-0301
メールアドレス:s-yusuke923@mb.aikis.or.jp
開校日、内容については要お問合せ