客殿ひかりさん

移住・起業のきっかけ

現在かつらぎ町天野地区にお住いの客殿さん。住居はお亡くなりになったお父様のご実家だったそうです。
空き家になり、小さい頃よく通っていた自分の大好きな場所がからっぽになるのが寂しい…宮大工だった曽祖父が建てた重みのある古き良き家を残したい…何かいい方法はないだろうか。
そんな時、自分の経験を活かせそうなカフェをしてみようと思いたちました。

起業までの道のり

「高野山開創1200年や和歌山国体のお話もちょうど浮上してきたときだったので、できたら秋にオープンできればいいなという感じで動き始めました。」
「起業を決めてからの期間が短く、資金もなかったので、和歌山県の移住者起業補助金のお力をお借りしました。」
「また、地元の方々、友人、改装に関わってくださった業者の方々、家族など、たくさんの方々に応援・ご協力いただき、念願の”Café客殿” をオープンさせることができました。」

起業してから

「準備時間中に地元の方が畑仕事の合間に立ち寄ってくれたり、山登りの途中に食事を求めて来られたりするこがあります。これは私なりに田舎ならではのコミュケーションの一つと思い、できる限り対応させていただいています。」
「世界遺産の丹生都比売神社のそばでパワーを分けていただき、人と人との素敵な出会いや繋がりを感じています。私の想いと希望もこめて、ここは出会いのパワースポットです。」と笑顔で語ってくれました。

これから

「今回、お世話になった方々への感謝の気持ち、初心を忘れず精進して頑張っていこうと思います。」
お店の将来像について「絵描きだった祖父の残してくれた絵がたくさんあり、ギャラリーを造ったり、離れを貸切の個室としてご利用いただけるようにしたいです。」と語ってくれました。