会社情報
事業者名(会社名) | くしもと虹いろ農園 |
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住所 | 和歌山県東牟婁郡串本町古田275-1 |
業種 | 農業 |
事業内容 | 農産物の栽培、販売 |
東牟婁郡串本町は、北に紀伊山地、南に太平洋を臨む紀伊半島の最南端の町です。東京の八丈島とほぼ同緯度に位置しており、本州の最南端でもあります。
7年前にUターンし、実家のある串本町で農園を営む南条紀子さんは、「海があって、山があって、川があって、それがすべて」と自然に囲まれた串本町の魅力を語ります。
現在、南条さんは1ヘクタールの農園で年間50種類以上の野菜を栽培しています。
農園で採れた野菜は直売所での販売もしており1年を通して野菜を切らすわけにはいきません。だからこそ「季節の野菜を少量多品目で、思いつく種類の野菜は何でも作っている」と言います。
そんな南条さんの元でなら、農業を体験するだけでなく、農業を中心とした自分らしいライフスタイルを築くヒントも見つけられるはずです。
今回体験できる内容
「くしもと虹いろ農園」では、20ヶ所に分かれて点在する畑で常時10種類ほどの野菜を育てています。今回の体験では、季節によって違うまざまな種類の野菜の栽培や収穫のお手伝いをしていただきます。
「畑によって土質も違いますし、野菜の栽培時期も違います。必要となる量も頭に入れながら、どこの畑に、いつ、何を、どのくらい植えれば、1年間効率よく収穫ができるのかを考えて、パズルのように組み合わせてくことが楽しいんです」と南条さん。
「農業のスタイルは人それぞれです。トマトの糖度を上げることに命をかけて挑み、1品種しか栽培しない農家さんもいます。どんなスタイルが自分に合っているのかを考えて取り組めるのも農業の魅力」と語るように、南条さんも少しずつ現在のスタイルを確立してきました。
「今では、ほとんどの野菜を有機栽培していますが、状況に応じて農薬を使う場合もあります。無農薬を実現するには豊富な知識が必要。最初からこだわりすぎずに、栽培方法の幅を持ちながら徐々に自分の理想形にシフトする方が長く続けていけるのではないでしょうか」
「農業は自分の考えた通りにはならないからこそ飽きることもない」と話す南条さん。南条さんから自然との向き合い方も学んでいきましょう。
仕事・くらしの特徴
15年間編集プロダクションに勤務し、編集・ライターとして仕事をしてきた南条さんは、東京に住んでいた頃から市民農園を借りて畑仕事に勤しんでいました。
Uターン前には、1年間神奈川県の農業大学校に通い勉強したものの、気候も土も全く違う和歌山では、思うように作物が収穫できず失敗も多かったと言います。
今ではある程度の量を栽培できるまでになりましたが「やることが常にあって忙しい。田舎に移住するとすごく時間があるように思うかもしれませんがお休みは週1日。その1日でさえ畑に出てしまう」と南条さん。
しかし「それがとても楽しい」と目を輝かせます。体はとても忙しいけれど、心の満足度が高いのかもしれません。
南条さんは、「地元の方々に助けられることが多く、地域に貢献しようなんておこがましい」とも話します。カフェの運営も移住前から考えていたのではなく、ママ友達がスタッフとして協力してくれるからこそ5年も続いているそうです。
「空気感がゆったりしている」と南条さんが表現する串本町には都会とは全く違う時間感覚や人との距離感があるのでしょう。今回の体験では、そうした時間の流れや、心のゆとりも実感できるのではないでしょうか?
体験スケジュール
1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「くしもと虹いろ農園」の仕事の説明
3.仕事のお手伝い
・野菜の収穫、畑の手入れなど
※実際の仕事状況によって変更があります。
2日目(9:00~17:00)
※春夏は気温が上がる前に収穫を始めるため、早朝4〜5時頃から作業を開始する場合があります。
その場合は、昼の休憩を長くするなどの時間調整をいたします。
1.仕事のお手伝い
・野菜の収穫、畑の手入れなど
・直売所での販売準備
2.地域コミュニティ体験
・移住や農業についてのお話を聞く
※実際の仕事状況によって変更があります。
3日目(9:00~15:00)
※春夏は気温が上がる前に収穫を始めるため、早朝4〜5時頃から作業を開始する場合があります。
その場合は、昼の休憩を長くするなどの時間調整をいたします。
1.仕事のお手伝い
・野菜の収穫、畑の手入れなど
※実際の仕事状況によって変更があります。
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
補足事項
最少催行人数:1名
宿 泊 場 所 :近隣宿泊施設
体験経費
参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:自費負担
交通費(自宅~集合場所):自費負担