マーチャント上野株式会社

会社情報

和歌山県北部に位置する岩出市。県都の和歌山市に隣接していることから、大阪府や和歌山市のベッドタウンとして人気を集めています。

そんな岩出市を拠点に事業を展開しているのがマーチャント上野株式会社です。和歌山県をはじめとした地域の名産品を取り扱うECショッピングサイト「彩り屋」を2010年から運営。和歌山県産の南高梅や熊野古道のひのきを使って作られるオーダーメイドのベッドフレームなど、暮らしに“彩り”を添えてくれるような商品が数多く揃います。

2021年からは動画やWeb制作、農家の繋ぎ手としての役割を担うなどといった、クリエイティブの分野で新事業をスタート。地元・和歌山県のさらなる魅力を発信すべく、幅広い取り組みを行っています。

今回体験できる内容

ECサイトの運営だけでなく、動画や写真、農業などのクリエイティブ分野にも力を入れる同社。今回の体験では、その代表を務める上野正雄さんに付いてサポートをしていただきます。

精力的に幅広く活動を行う上野さんの仕事ぶりを間近で拝見することで、大いに学びを得られるはずです。一緒に時間を過ごすなかで、お互いの人柄や職場の雰囲気なども感じ取ることができるでしょう。

また、プロカメラマンやVTuberとして活躍するスタッフたちの仕事を通して、細かなところまでこだわりを持って作業に取り組む姿勢や、モチベーションの高さなどを垣間見ることもできるかもしれません。

仕事・くらしの特徴

上野さんが起業をするきっかけとなったのが、ひのきベッド作りの職人との出合い。好んでよく散歩に出かけているという熊野古道で、あるとき木工所を見つけたのが始まりでした。

当時、ベッドを扱うECショップの会社で働いていた上野さんは、その職人からひのきベッドの販売を頼まれたと言います。ゆくゆくは独立を考えていたことから、自分の会社でそのひのきベッドを販売しようと考え、競合店との差別化などを模索。そうして、現在の販売スタイルとなるオーダーメイドにたどり着きました。

オーダーメイド販売にすることで、通常より作業の手間がかかってしまうものの、その職人は「利益よりも、自分が作ったものでお客さんに喜んでもらえたら、それで良い」と快諾。この考えに感銘を受けた上野さんは、ご縁を大切にしながら、生産地である和歌山県に貢献したいとIターン移住し、マーチャント上野株式会社を開業しました。

今では様々な分野に幅を広げ、スタッフ一人一人が挑戦したいことの一歩を踏み出せる環境が整っているという同社。「従業員のしたいことを実現していく会社」と上野さんが話す魅力あふれる職場で、ぜひ仕事体験をしてみてはいかがでしょうか？